カホン Cajon

これから始めるカホン

1台で幅広いジャンルのリズムが刻める”カホン”。

楽器をやったことがない方でも、叩くだけで音が出るので気軽に始められる楽器です。
小さなライブやアコースティックでの演奏などに、ドラムセットの代わりとして持ち込めるコンパクトさも魅力です。

カホンとは・・・

ペルー式はスピーカーボックスのような四角い箱に腰かけて演奏します。

カホンは南米ペルーが発祥と言われています。

ペルーの公用語のひとつスペイン語で"箱"とうい意味らしいです。(ネットで調べると"引き出し"で翻訳されますが。)

名前のとおり見た目は"箱"です。

上に座って手で打面の板を叩いて音を出します。

打面板の裏には叩いたときにスネアドラム(小太鼓)のように"ジャラジャラ"鳴るようギターの弦や金属の線のようなものが付いていて、これによってカホン独特のサウンドを作っています。

コードや指使いを覚えたりすることはありません。

 

 

もちろん"カッコいいリズム"を覚えて叩けるように練習したり、音楽によってある程度の"パターン"はありますが、直感で叩いても問題ありません。
初めての楽器として、初めてのパーカッションとして始めてみてはいかがでしょう?


最初の一台

ひとえにカホンと言ってもメーカー、種類が豊富で「これがいい!!」と決めるのはなかなか難しいです。

カホンの場合、値段が高いからと言って音がいいとは限りません。
オススメとしてはスタンダードなサイズのモデルが言いでしょう。

スタンダードなサイズは、

高さ45~50cm、幅30cm、奥行き30cmくらいです。

店頭で実際に叩いて気に入った1台を選ぶのが1番良いのですが、ここでは予備知識として種類や音の特徴などをご紹介します。

「これ!!」という決定打に欠ける方に参考になれば幸いです。


カホンの種類

外見の見た目にほとんど違いはほとんどありませんが、大きさや内部の構造の違いや、ボンゴのように足に挟んで演奏するモデル、表裏2面叩けるモデル、最近では電子音が鳴るカホンまで登場しています。

まず、大きさですがスタンダードなモデルですと、高さ45~50cm、幅30cm、奥行き30cmくらいです。
最初はこのスタンダードサイズがお勧めです。

打面板の厚さによっても変わりますが、基本的に大きいほうが音がふくよかで、低音が強調されます。小さいものは明るく1つ1つの音がはっきりとした締まったサウンドになります。

基本演奏は、素手で打面の中央を叩くとバスドラムのような低い音になり、上の縁を叩くとスネアドラムのようなスナッピーの効いたバズ音が出せます。

内部の構造は空洞になっている点では同じですが、
打面板の裏に付いている"ジャラジャラ"音(バズ音)の原因になる金属パーツの違いがあります。

大きく分けると、スネアドラム(小太鼓)の響き線を使用した”スナッピータイプ”と ギターの弦を使用した”ストリングタイプ”があります。
これはどちらが良いとか、音の違いがはっきりでるものではありません。
特徴として、ストリングタイプは基本的に弦の張力を、レンチやドライバー等で調整でき、"ジャラジャラ"音を長く響かせたり締まった音にしたりできます。
また、打面板全体に弦が当っているので、打面板のどこを叩いても均等にバズ音が鳴ってくれます。
スナッピータイプは構造が簡単なのと、調整が必要ないので、メンテナンスは楽になります。

ストリングタイプ・カホン一覧>>>   スナッピータイプ・カホン一覧>>>

持ち運びに便利なコンパクトカホンは、スタンダードサイズに比べると低音が出ませんが、ストリートでの演奏や、メインは管楽器やギターだけど演奏の合間にリズムを刻みたい方、大きいと邪魔で部屋に置いておけないという方にお勧めです。

また、ストラップが付いていて肩から掛けて演奏するモデルや、椅子に立てかけて演奏するユニークなモデルも出ています。

コンパクト・カホンはこちら>>>   その他ユニークなカホンはこちら>>>

そしてまさに何でもアリな電子カホン。現在、ローランド、DG(DeGregorio)社から発売されています。 マイクが付いていて大きい音が出るというわけではなく、アコースティックなカホンサウンドはそのままに、内蔵された電子音が一緒に鳴るというもの。(アンプスピーカーが別に必要なモデルもあります。) もともとジャンルの縛りのないカホンですが、より一層自由な表現力を生み出します。

電子カホンはこちら>>>

カホンは単体で演奏しますが、上達してきたらシンバルや他のパーカッションと組み合わせて演奏するともっと幅が広がり、表現力が豊かになります。 足や手に付けるパーカッションや、カホン本体をバスドラムのペダルで演奏するアタッチメントなど、カホン奏者向けの楽器や付属品も販売されています。 自分だけのパーカッションキットを想像し、組み上げるのもカホン演奏の楽しみの1つです。

カホンにオススメシンバルはこちら>>>   カホン演奏にプラスするオススメ楽器>>>

カホン 取り扱いブランド

ARCO アルコDGParka パルカschlagwerk シュラグベルク

PLAYWOOD プレイウッド濱崎商会カホンアクセサリー

パーカッショニスト:中里たかし氏によるカホン・プレイ動画

パーカッショニスト:中里たかし氏のカホン・プレイ動画です。パーカッション入門の方で、「カホンってどんな楽器でどんなリズムを刻むのかわからない」という方へのカホンの紹介です。


中里たかし プロフィール

☆出身地:東京都
☆趣味:楽器CD DVD収集、映画鑑賞、TVバラエティ鑑賞、
もんじゃ焼き作り(太鼓歴より長い)

23才の時友人と組んでいたフュージョンバンド(Piece Work、最近祝再結成!)で東京ドームでの"PlayBoy Jazz Festival" のコンテストに3 位入賞で前座を飾る。(ちなみにその時出演していたアーティストはGrover Washinton Jr,Tito Puente,Harbie Mann,Nancy Wilson 他)
新宿ピットイン滝本博之トリオでデビュー。

海外のPercussionistとも交流が深く Luisito Quintero(Spanish Harlem Orch) Roberto Quintero(Richard Bona) Calixto Oviedo(Afro Cuban All Stars) Michito Sanchez(Yazawa Band) Oli Savil(Basement Jaxx,Matt Bianco) Karl Vanden Boshe(Sade,Incognito)etc......などとセッション、レコーディングをする。


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