留学生だより

松木亜希 パート4(2008年6月)  

パート3(2008年5月) パート5(2008年8月)

4月の初めの2週間、私たちの大学は休みでした。
これは春休みではなく、大学の移動に必要な期間でした。アムステルダム音楽院は新校舎に移動したのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元々郵便局だったという旧校舎は歴史が古く、外観が美術館の様で観光客が入ってきてしまうほど(ゴッホ美術館の隣であるというのも理由ですが)立派でした。

近くにカフェ、スーパー、美術館、トラムストップがある、と立地条件がいいので生徒は離れるのを嫌がりましたが...

移動後にはホテルになるようです。

新校舎は写真をみてもわかるように全面ガラス張り、10階建て、部屋はオートロックと随分現代的です。
これから発展していく地区とあって校舎の周りには国立図書館と郵便局しかありません。

 

 

 

 

目の前には海(せき止められているので正しくは運河かもしれませんがかなり広範囲)、その向こうには多くの教会の時計台と美しさを競ってできた美しいアムステルダムの街が広がります。

 

 

 

 

練習室はこれまたガラス張り、そしてライトはセンサー(動きに反応する)。
残念ながら参ってます。動かないと電気は消えてしまいますし、外から中が丸見え、逆に外から中が丸見えなので集中しにくい...

と文句はこのくらいにしておきましょう。

 

 

大学の中には練習室の他に大、小、ジャズ用の3つのホール、そして合奏用、リハーサル用に響きが良い大きな部屋がいくつかあります。
練習室は大小様々な大きさのものがあり、クラシック、ジャズ、古典、ギター用と部屋は分かれています。

 

 

レッスンは毎週、それぞれの先生固定の部屋で行われます。
授業は日本の音大と変わらないので私は実技(モダン、バロックトランペット)以外の教養科目は免除してもらっています。

ひとつだけ日本とは違う授業があります。それは伴奏合わせのレッスン。
これはピアノ科の先生が伴奏をしてくださる授業です。
ただ弾いてくださるだけではなく伴奏側からの意見をいただけたり、曲を分析したりします。
毎週レッスンがあるのでレパートリーが増えます。実技試験の際にはこの先生が伴奏をしてくださいますのでしっかり打ち合わせができます。

移動して2カ月、生徒も大分大学に慣れてきました。

 

今月に入ってからはバチェラー4年生の卒業試験がぞくぞくと終わっていっています。
同時に入学試験を受けている場面にもでくわしました。

 

日本の4月始めとは違いこちらは9月始め。
もうあれから1年が経とうとしている事を実感している松木のアムステルダムレポート6月号でした



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