マルカートとはそもそも何?

「マルカート」とは、シモクラが生んだ管楽器のオリジナルブランドです。「ひとつひとつの音をはっきりと大切に」という意味の音楽用語「マルカート」をブランド名にした、その心は?そう、そこには同時に、音楽を大事な人生の宝にして欲しい、という下倉楽器の願いがこめられているのです。
しかしそもそも、世界のブランドを豊富に扱うシモクラが、なんでまた自分だけのオリジナルブランドを造らなければならなかったのか?その謎を解明するには、まず時の流れをさかのぼり、マルカートが産声を上げた1980年代の終わりにタイムスリップしなければなりません。

詳しくはコチラ
●新時代の風を受けて生まれた「マルカート」>> ●楽器を愛する心は海を越えて…>>
●もっとも親しまれる楽器から、その歴史は始まった。しかし…>> ●低価格で高品質、しかもマニアック!>>
●手軽に、しかし本格的に!>> ● 選べて遊べて、「仕事」に使えるマルカート>>

THE MARCATO ITEMS

フルート

入門モデルの価格帯でありながら、ハンドメイドフルートの仕様を持つマルカートフルート。マルカートシリーズの中で一番最初に生まれました。コンサートフルート(標準のフルート)は、洋銀製のモデルから玄人志向の総銀製まで、そしてリングキィやH足部管仕様も網羅、またフルートアンサンブルには不可欠なアルトフルート、バスフルートまで様々なモデルを網羅!

1本1本手作りから生まれるマルカートフルートはすべての楽器にポイントアームを標準装備。表現力に富む唄口は、低音から高音に至るまでムラの無い吹奏感と響きを約束します。 ソロ、アンサンブルから吹奏楽、オーケストラまで、マルカートフルートは皆様の最良のパートナーとして、末永いお付き合いができる楽器です。

 

クラリネット

マルカートクラリネットは初心者の方に最も多く使用されているABS樹脂の管体を採用。木製にありがちな、手入れ不足から生じる割裂の心配も無く、練習に打ち込めます。また、キィには摩擦に強く錆びにくいニッケルメッキを施し、管体の仕上げは、木製のクラリネットのようなヘアライン加工を施しています。音色はやさしく、柔軟で、キィの配列も手の小さい方にも良くなじむよう設計してあります。初心者はもちろん、屋外で使用する場合(マーチングや野球応援など)に最適です。

 

サックス

 

 

 

 

 

木管楽器の中で最も音量があり、深みのある音色から、
時には鋭い音色と、その変化が多くの人々を魅了するサキソフォン。マルカートサクソフォンは、ソプラノサックスからLowA付のバリトンサックスまでのラインナップを揃えております。明るい音色で最も吹きやすいラッカー仕上げ、張りがありパワフルな音色のブラック仕上げ、柔らかく深みのある銀メッキ仕上げ、パワフルで輝かしい音色の金メッキ仕上げと、多くのバリエーションの中から最適な楽器がセレクトできます。重量感あふれる管体は、音響焼純、一体鍵柱座など、高級楽器と同じように製作されており、吹き心地の良さと、音色の良さの両立を目指し様々なテストを行い、まさに、「ロープライス、ハイクオリティ」という言葉がふさわしいマルカートサクソフォンをぜひ一度お試しください!!

▼マルカートサクソフォンスペシャルサイト
THE MARCATO SAXOPHONE
 

トランペット

常に音楽の「主役」を演じるトランペット。輝きのあるハイトーンは聴衆のハートを虜にします。マルカートトランペットは、心臓部であるピストンに、耐久性、操作性に優れたモネルメタルピストンをすべてのモデルに採用。この「こだわり」が、様々なモデルを生み出しました。
吹奏楽及びクラシック志向のTP-100シリーズ。ジャズ、ポップス系や、対照的にヘビーな音色を追求した、より趣向性の強い音楽志向のTP-500シリーズ。

マルカートサウンドの理想を追求したプロフェッショナルモデル・TP-900シリーズ。
それぞれ吹奏感、音色感の異なるモデルを豊富に用意しております。TP-100シリーズにおいてもラッカー仕上げ、銀メッキ仕上げ、またゴールドブラスベルと、音色の違いを体験できます。また、Bb管トランペットのみならず、C管トランペットも製作。新設計のマウスパイプ&ベルにより、音程の悪さを克服すると同時にコントロール性に優れた吹奏感を実現しました。

▼マルカートトランペットスペシャルサイト
THE MARCATO TRUMPET
 

コルネット

サクソルン属独特の柔らかなサウンドが特徴のコルネット。マルカートコルネットはアメリカンタイプ(ロング)ではなく、ヨーロピアンタイプ(ショート)を採用し、ピストンにはトランペットと同様、耐久性と操作性に優れたモネルメタルピストンを採用。付属の、やや深めのマウスピースを使用すると、より柔らかでコルネット本来の音色が楽しめます。また、トリガーは3番トリガーに加え、1番トリガーも標準装備。3番トリガー指掛けリングは可動式で、これからコルネットを始める方や小・中学生など手の小さな方にも対応できるよう、製作しております。

 

フリューゲルホーン

太くて暖かみのある音色、バラードを吹くなら最も適した楽器、フリューゲルホルン・従来、フリューゲルホルンはトランペットの持ち替え楽器ということで価格は非常に高く、一般の方が購入するには固い勇気(?)と経済力が必要でした・・・。「低価格で最高のクオリティ」がコンセプトのマルカートシリーズの中で今、最も注目されているのがマルカート・フリューゲルホルンです。
管体はイエローブラスとゴールドブラスのコンビネーション。ピストンは耐久性、操作性に優れたモネルメタルピストン。第3トリガーはバネ式トリガーを標準装備!と、高級機種に勝るとも劣らぬ仕様です。ジャズ、フュージョンはもちろん、吹奏楽やオーケストラなどクラシック奏者にも愛され、使用されているマルカートフリューゲルホルン。音程、音色ともに、まさに「ロープライス・ハイクオリティ」の傑作です!ぜひ一度お試しください!!

 

トロンボーン

金管アンサンブルには不可欠な存在、トロンボーン。スライドの伸縮で音程を変化させる単純な楽器。でも単純だからこそ少しの違いが大きな変化を生みます。マルカートトロンボーンは、吹奏楽やジャズ、ポップスなどで最も使用されているテナートロンボーンに加え、シンフォニックなサウンドを奏でるテナーバスを製作。持ったときのバランス(前後の重心)が計算されつくしたマルカートトロンボーンは、初心者の方から持ち替えの奏者の方にまで満足できる仕上がりとなっております。また、使用するシチュエーションに合わせてテナー2タイプ、テナーバス2タイプをラインナップ。テナーはイエローブラスの明るく、輪郭の立った音色のSL-100GL。ゴールドブラスベルとニッケルスライドのコンビネーションにより、大きな音でも柔らかさが損なわれないSL-100GBN。テナーバスはイエローブラスベルのみの設定で、F管に切り替えた際に温かみのある音色を奏でるドラディショナルタイプのSL-900GLと、F管に切り替えた際に音色の変化が少ないオープンラップのSL-900GLO。個性あふれるラインナップの中から、最高のパートナーをお選びください。

新時代の風を受けて生まれたマルカート

新時代の風を受けて生まれた「マルカート」Part.1

1989年は、昭和が終わった年でもありました。80年代の最後、昭和日本は歌舞音曲TVCFなどなどの自粛という重苦しい雰囲気につつまれていました。明けて1月、松の内も終わりきらぬ正月7日に昭和は64年の歴史を終え、時の官房長官小渕恵三氏〔後の第84代総理大臣〕は「平成」という二文字を誇らしげに掲げて、新時代が始まりました。
「マルカート」はそんな新しい時代の風を受け、まずフルートとして産声を上げたのです。もちろんシモクラは「楽器店」ですから、自分たちで造るわけではなく、優れた技術を持つ工房と提携し、楽器店ならではの視点に基づく設計努力を、技術者たちとともに自らに課したわけです。 しかしなぜ、フルートからスタートしたのでしょうか?

 

新時代の風を受けて生まれた「マルカート」Part.2

いうまでもなく、フルートは日本人にもっとも親しまれてきた管楽器の筆頭です。源義経に始まり、笛吹き童子やマグマ大使など、時代を超えたヒーローたちはみな、笛とともにさっそうと登場するのが常でした(…やや強引かな?)。そしてもちろん「吹いてみたい楽器」の筆頭も、もちろんフルート。しかし、丁寧に作られた質のよい楽器は高価で、手軽に買える安価な楽器は音質も悪いうえに故障が多い。とはいえ、フルートは構造も複雑ですから、工程をいかに工夫してもそう簡単に低価格で質のよい楽器は造れない、というのが世間一般の常識でした。たとえば、現在はほとんどの楽器に常識となっているEメカニズム(第三オクターブの「ミ」の音を楽に出すための機構)も、当時は高級品のみの仕様というのが常識となっていたのです。 そんな常識に対して、シモクラはどう考え、どんな結論を出したのでしょう?

 

手軽に、しかし本格的に!

たとえどんなに安くても、せっかく生まれた「楽器心」をしぼませてしまうような楽器を売ることは楽器屋の良心が許さない。ダメダメな楽器で凹んだ経験を持つヒトは、もう二度と楽器屋のしきいをまたごうとはしないものなのです。長年の経験でそれを身にしみるほどわかっていたシモクラの気持ちが生んだ「マルカート」ブランドのフルートは、早くから「Eメカニズム」や「ポイントアーム」(指の動きに敏捷に反応する構造)など、低価格ながら高級モデルなみの仕様をどんどんラインアップしていきました。
たとえ低価格でも、品質には妥協しない。それがシモクラの「マルカート」思想になったのです。ほどなく、「始めるならマルカートで」という雰囲気が自然に生まれてきました。現在のラインアップはすべて、その思想をうけついでいるのです。
フルートが出来たなら、他の楽器でも「マルカート」を造ろう。そう考えるのはごく自然なこと。シモクラが次に挑んだのはサックスでした。しかし、今度はなかなかコストダウンが出来ない。シモクラはまた、悩みました。

 

楽器を愛する心は海を越えて…

映画「スウィングガールズ」〔2004年9月公開〕の影響もあって今や大人気のサックスですが、「低価格で、しかし質のよいものを」というマルカート思想を実現するのは難しいジャンルでした。一番人気のアルトサックスでも最低価格は10万円台、というのが常識だった時代に、「10万を切る価格で質のよいアルトサックスを出したい!」と、必死で提携先を探すシモクラの心意気に、台湾の楽器メーカーが応えてくれました。今でこそ政治経済の面で国際社会の中でも堂々と渡り合う面を見せている台湾ですが、楽器の分野では当時から熱心な技術者たちが日本に渡り、さまざまに研鑽を積んでいました。その過程でシモクラのスタッフたちとの交流が始まり、ようやく生まれた「マルカート」のサックス.ラインアップ。sax.html
今では、ブラックやシルバー、そしてアンティークカラーまでそろった各種サックス、そして鮮やかなピンクが可愛いカーブドソプラノまで、音楽家の遊び心を刺激するスペシャルモデルも豊富に取り揃えられています。

 

低価格で高品質、しかもマニアック!

「マルカート」は低価格ですから、どうしても「初心者用」として軽く見られがちです。しかし、その内容はこれまでにみてきたとおり非常に充実しており、かつマニアライクな遊び心を刺激してくれるもの。実際に、プロの現場でも愛用される例も数多く報告されるようになりました。
特に最近話題になっているのが、普通のトランペットと同じサイズのベルを持つポケットトランペット(trumpet.html)や、5万円台という破格値ながら、ゴールドブラスベルを全身にまとったフリューゲルホーン(flhorn.html)、そして最近登場したトロンボーン(trombone.html)は、ビッグバンドやスカバンドで人気の細管仕様でさらにゴールドブラスベル&軽量ニッケルスライドまで標準装備したモデルもラインアップされ、プロも驚く仕上がりになっています。

 

選べて遊べて、「仕事」に使えるマルカート

どうです?ちょっとは試してみたくなりましたか?それならお近くのシモクラで、存分にお試しください