5月5日、子供の日。誰もが子供時代を思い出して、にこやかになる日です。お茶の水にも、たくさんのにこやかな笑顔が生まれました。この日は…そう、やっぱり前の日と同様に、楽器族にとっては「盛りだくさん」なお楽しみの日だったんです…

原 博巳によるサクソフォン公開クリニック&ミニコンサート 入場無料!!

5/5(土曜) 明治大学リバティホール
開場:9:30
開演:10:00

サクソフォン公開クリニック&ミニコンサート

原 博巳

@東京ミュージック&メディアアーツ尚美、東京藝術大学音楽学部別科をどちらも首席で卒業。 サクソフォンを服部吉之、冨岡和男の両氏に師事。 1996年第13回日本管打楽器コンクール第一位、1998年第2回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー、ディナン)第三位入賞、2002年第3回同コンクール第一位(日本人初)受賞。 これまでに東京交響楽団、ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とソリストとして共演。 CD「森の静けさ-Peace of the Woods」(CACG-0048)、「PCF」(CACG-67)好評発売中。 現在、洗足学園音楽大学、東京ミュージック&メディアアーツ尚美講師。

A東京芸術大学音楽学部別科、東京ミュージック&メディアアーツ尚美を卒業。 サクソフォンを服部吉之、冨岡和男の両氏に師事。 1996年にクラシカルサクソフォンでは国内最高峰を誇る第13回日本管打楽器コンクールにて第1位を受賞し華々しくデビュー。 1998年には楽器発明者アドルフ・サックスにちなんだ世界最高峰のコンクール第2回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー)にて第3位を受賞。そして2002年の第3回では日本人初の第1位に入賞し国際的な地位を確立する。 これまでにベルギー王立ワロニー室内管弦楽団、東京交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とソリストとして共演。 1997年鎌倉においてデビューリサイタルを行い大好評を得る。ラジオ「NHK-FMリサイタル」に出演するなど、現在ソロ、室内楽を中心に活躍している。 CD「森の静けさ-Peace of the Woods」(CACG-0048)、「PCF」(CACG-67)好評発売中。 現在、洗足学園音楽大学、東京ミュージック&メディアアーツ尚美講師。

世界中で親しまれている「サクソフォン」は、いうまでもなくベルギー人のアドルフ・サックス氏が最初の特許を獲得して完成した、比較的「新しい」楽器です。産業革命によって金属加工が自在にできるようになったことをうけて、さまざまな管楽器の開発が欧州各地で行われていましたが、そのなかでもっとも完成度の高い「発明」をしたのが、かのサックス氏だったわけです。彼の名を冠したコンクールにおいて、日本人として初めて優勝するという輝かしく、またセンセーショナルなデビューを飾った原博巳(ひろし)氏のクリニック&ミニコンサートには、午前中から大勢の愛好家が終結しました。受講者は、千葉県立国分高等学校吹奏楽部の渡辺美久(みく)さんと、さいたま市立浦和高等学校吹奏楽部の前澤早紀さん。B♭管が多い吹奏楽編成の中では「少数派」のE♭という調性のアルトサックスが持つ「宿命」である「ピッチの悪さ」についての解説(チューニングをB♭だけでやっているせいで、奏者自身がE♭管本来のピッチ感に「なじめない」状態をつくりだしている、ということ)や、初めてこの楽器に触れたひとが必ず感じる「鳴らしやすい音域」「鳴らしにくい音域」のお話(楽器の「レ」までは直管部分を鳴らすだけなので鳴らしやすく、その下の極低音の数音はU字管を含めた「長い状態」で鳴らさねばならないから鳴らしにくい、とのこと)そして、音域の操作は口の締め方ではなく、口腔内の舌の位置の上げ下げ、つまり「シラブル(音節)の変化」で操作する、などの説明に、またまた「目からうろこ」が落ちる思いでした。最近、さまざまなところで話題になっている「管楽器の『舌』の問題」ですが、どうやら木管でも金管でも、その基本原理は共通しているようなのですね。こんな貴重なお話が「無料」で聞けるのだから、本当にこのイベントはすごい!

文章=榎本孝一郎(雑誌:ブラストライブ編集長)

     
←今回教材に使用したのは、「3Dハンドブック」。バンド教本ながら、基礎練習いはもってこいの1冊。
→今回原先生のクリニックを受講された2人の講習前のようす。
2人とも、少し緊張しているようです。
     

 

ドリームフェア2008イベントレポート