HD-200発表会 効率的な合奏指導のために開発された「ハーモニーディレクタ ー」を使った必殺練習テクニック

2007年5月4日(金)明治大学1011教室にて
 
【講師】小澤 俊朗 Toshiro Ozawa
【プロフィール】
千葉県生まれ。トランペットを小川内一氏、和声を兼田敏氏に師事。
トランペット奏者として日本フィル・東京フィルなどの演奏活動に参加。日本楽器(現ヤマハ)講師を経て現在バンドディレクターとして数多くの優秀なバンド を育てている。そのノウハウを活かした指導書・ビデオ制作等の功績が評価され、1995年に第5回吹奏楽アカデミー賞を受賞。
現在、神奈川大学吹奏楽部音楽監督、尚美学園客員教授、尚美ウィンドオーケストラ・東京ブリリアントブラス指揮者。
日本管打・吹奏楽学会常務理事。JBA常務理事、日本バンドクリニック委員会代表。
21世紀の吹奏楽“響宴”実行委員会代表。


吹奏楽の指導においては自他共に認めるわが国のナンバーワンである小沢俊朗氏が、自らのアイディアを傾注して開発に参加した新製品「HD-200」が、全国に先駆けてこのフェアではじめてベールを脱いだ!


 
さて、「エンジョイマーチング」を展開している隣の教室では、これまで数々の名バンドを率いてコンクールで目覚しい成果を上げてきた指導者、小沢俊朗先生が東海大学高輪台高等学校吹奏楽部をモデルに、新しくなったハーモニーディレクターHD-200のデモンストレーションをかねたバンド練習の基礎を熱血講義していました。のぞいてみると、クラリネットのバレルとマウスピースでトレーニングの真っ最中。 マウスピースだけだとピッチが高くなりすぎるので、バレルやネックを付けてトレーニングするのが小沢流なのですね。もっともこれはチューニングの練習ではなくて、ピッチをききとり、あわせるためのトレーニングで、こうやってチューニングする、ってわけじゃありませんよ(笑) 
     
実はこの講義が始まる直前、アルトサックスにアクシデント発生! でも、弊社リペアセンターはここリバティホールから徒歩数分。すぐに専門のリペアマンのところに持ち込み、講義開始までに楽器復活! よろこびのVサインです。

     
ハーモニーディレクターとは、合奏指導のために開発されたスグレモノ。一見普通のキーボードのようですが、なんとこのHD-200はスイッチひとつで「純正長調」「純正短調」「平均律」がきりかえられるようになっているのです。デジタル技術のかたまりで、バッハの昔から数多くのアーティストが夢見ていた「純正調鍵盤楽器」の夢がかなったのです。
     
ハーモニーディレクターの機能については現行モデル
HD-100のホームページ
http://www.y-m-t.co.jp/msg/indexhd.html
を参考にしていただきたいのですが、見比べてわかるように今度のHD-200にはディスプレイがふたつ。画面を切り替える面倒くささからは開放される、わけですね。しかも液晶表示された項目と本体上面のスイッチが白いラインでむすばれ、なにかの機能を使いたい時はその線をたどっていけば押すべきスイッチにたどり着ける、という、実にデジタルとアナログがナイスなマッチングをみせるユーザーフレンドリーなモデル。基本アイディアは小沢先生の発案だそうです。さすが、現場のベテランですね。
     
管楽器は音程を自分で作る「作音楽器」だから、初心者のうちからHD-200のように大きな音量で正しい音程をみんなに聞かせることのできるシステムを使って耳を育てることが重要なのだそうです。まず低音楽器がうまく合わないと全体のバランスがとれない、という話や、ハーモニーの中に潜む「倍音成分」を聞き取る練習のためにHDDを使いこなす、など、バンド全体のみならず個人の音をよくするためにもHDは役立つ、ということが紹介されたのです。
     
単にピッチを出す、のではなく、響きを聞こう、という姿勢をうむためのトレーニングをHDで行う、という小沢先生の提案は来場したベテランの先生方から大きな共感を得ていたようです。「音が気に入った!今度申請しよう!」
     

使用された教材は、小沢先生が監修したJBAの教則本「バンドスタディ」は絶賛発売中!
     
実験に協力していただいた東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部のみなさん
     
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